イスラエル軍、レバノン首都郊外を空爆 4人死亡 ヒズボラの資金源根絶へ攻撃拡大
イスラエル軍は21日、レバノンの首都ベイルートの郊外に空爆を行い、4人が死亡しました。
ロイター通信によりますと21日、ベイルートの郊外にあるレバノン最大規模の病院の周辺に、イスラエル軍による大規模な空爆がありました。地元当局は子どもを含む4人が死亡、24人がけがをしたと発表したということです。
イスラエル軍はベイルートにある別の病院について、イスラム教シーア派組織ヒズボラが地下に現金や金塊を保管していると主張しているほか、レバノン各地の金融関連施設などを攻撃するなど、ヒズボラの資金源根絶に向けた動きを強めています。
一方、アメリカのブリンケン国務長官が21日、イスラエルに向けて出発しました。パレスチナ自治区ガザ地区の停戦に向けた協議や、ヒズボラとの戦闘について「外交的解決の必要性を議論する」としています。
最終更新日:2024年10月22日 12:34