中国 米開催「民主主義サミット」批判
アメリカのバイデン政権が「民主主義サミット」を開催したことについて、中国外務省が「民主主義の名を借りて、対立をあおっている」などと批判しました。
中国外務省の報道官は10日の会見で、バイデン政権が民主主義サミットを開いたことについて、「アメリカは自らの覇権を守るため、民主主義の名を借りて対立をあおり、国際秩序を壊している」と反発しました。その上で、「これは徹底的に民主主義に反する行為だ」と強く批判しています。
中国は民主主義サミットの開催にあわせ「中国には独自の民主主義がある」と主張する白書を発表したほか、民主主義をテーマにした国際フォーラムを開くなど対抗姿勢を鮮明にしています。