国連の安全保障理事会は17日、ロシアの戦争犯罪をテーマに緊急会合を開きましたが、ウクライナ侵攻で民間人の犠牲が増える中、ロシアへの非難が相次ぎました。

緊急会合は、イギリスなどの要請で「民間人を標的にしたロシアの戦争犯罪」をテーマに開かれました。子どもや民間人に被害が出ていることについて、各国から非難が相次ぎました。

イギリス国連大使・ウッドワード氏「最も弱い立場の人々が死亡し、民間人は医療支援を受けることができない。ロシアはウクライナと周辺に与えた苦痛に対して責任がある」

アメリカ国連大使・トーマスグリーンフィールド氏「プーチン大統領、殺りくをやめろ。軍隊を撤収させろ。これを最後にウクライナから去れ」

これに対し、ロシアのネベンジャ国連大使は「ウクライナでのうそと偽情報のキャンペーンはさらに高まっている」「多くのフェイクをみてきた」などと反論しました。