米大統領“侵攻あれば断固対応”ウクライナ大統領と電話会談
ロシアによるウクライナ侵攻の懸念が高まる中、アメリカのバイデン大統領は27日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談し、侵攻があれば「断固対応する」と改めて伝えました。
ホワイトハウスによりますと、バイデン大統領は会談で、ウクライナの主権と領土の一体性についてアメリカの関与を改めて伝え、「ロシアが侵攻すれば同盟国とともに断固とした対応を取る」と伝えました。
ゼレンスキー大統領は会談後、ツイッターに「軍事支援に感謝する。財政支援の可能性についても話し合った」と投稿しています。
一方、アメリカ国務省のヌーランド国務次官は、ロシアがウクライナに侵攻すれば、ロシアの天然ガスをドイツに送る新たなパイプライン「ノルド・ストリーム2」の稼働計画は停止すると改めて警告しました。
ホワイトハウスは、バイデン大統領が来月7日にドイツのショルツ首相と対面形式で会談することも発表していて、対ロシアでの結束を強調しています。