“ツイッターそっくり”でマスク氏「不正はだめ」――「スレッズは模倣アプリ」主張のワケ 弁護士「ユーザー流れる懸念も?」
フェイスブックのメタ社が新アプリ「 Threads(スレッズ)」をリリースし、話題を呼んでいます。これにツイッター側がかみつき、法的措置も辞さないと主張していますが、両者は真っ向から対立しています。今後について加藤清史郎さんと考えます。
■話題…利用者3000万人を突破
中島芽生アナウンサー
「『ツイッターにそっくり』と話題の新しいアプリ・Threads(スレッズ)。メタ社のマーク・ザッカーバーグCEOによると既に利用者が3000万人を突破しました。大学のお友達など、反響はいかがですか?」
加藤清史郎さん(俳優・現役大学生・『news zero』金曜パートナー)
「僕の周りでも始めている人がちらほらいて、『清史郎も入れてみなよ』という誘いはもらったりしています。僕はまだやっていません」
中島アナウンサー
「様子見ですね。そんなスレッズに対し、『競争はいいが不正はだめだ』とツイッターのイーロン・マスク氏がかみついています」
■スレッズ側は反論「そんな事実ない」
「アメリカメディアによると、ツイッター側が提供元のメタへ宛てた書簡で、『メタがスレッズの開発にあたり、ツイッターの企業秘密にアクセスできる元従業員を数十人雇い、知的財産権を違法に使用して模倣アプリを作った』と主張しました」
「法的措置も辞さない姿勢を示していますが、スレッズ側は『そんな事実はない』と真っ向から反論しています」
■ツイッターに2人のスパイダーマンが
そんな中、2人のスパイダーマンがお互いを指差す画像がツイッターに投稿されました。ザッカーバーグCEOが約11年ぶりに投稿したもので、ツイッターとの対決姿勢を示しているようにも見えますよね」
加藤さん
「バチバチだなと思います。11年ぶりの投稿がその画像というのは、ザッカーバーグさんも本気なんだなと感じました。スレッズもまだ始まったばかりなので、これからどうなっていくのか、とても楽しみだなと思います」
中島アナウンサー
「これからが気になりますね。知的財産権に詳しい弁護士は『訴訟を起こすにはもっと準備に時間がかかるはず。ツイッター側はユーザーが流れてしまう懸念があったのでは』と指摘しています」
■加藤さん「使って判断していければ」
中島アナウンサー
「どうご覧になりますか?」
加藤さん
「僕らのような世代は、新しいSNSのアプリが出たら、とりあえずインストールして使ってみて、ということが多いです。それぞれが利用してみて、自分に合うか合わないかを判断していけばいいのかなと思います」
中島アナウンサー
「ユーザー側が決めるということですね」
(7月7日『news zero』より)