ツイッター社、スレッズ提供のメタに対し法的措置を示唆 マスク氏「競争はいいが、不正はダメだ」
ツイッターは「Threads(スレッズ)」の提供を始めたメタに対し、ツイッターの企業秘密を違法に使用し模倣アプリを作ったとして、法的措置をとる可能性を示唆しました。
メタの短文投稿アプリ「スレッズ」の登録者は現地時間6日朝、3000万人を超えたとマーク・ザッカーバーグCEOが明らかにしました。
一方、ツイッターのオーナー、イーロン・マスク氏は、スレッズについて「競争はいいが、不正はダメだ」と投稿しました。
アメリカメディアが入手したツイッターの運営会社がメタに宛てた書簡によりますと、ツイッターはメタがスレッズの開発にあたり、ツイッターの企業秘密にアクセスできる数十人の元従業員を雇い、知的財産を違法に使用し、模倣アプリを作ったと主張しています。
その上で、ツイッターはメタによるツイッターの知的財産の違法な使用や保持などを阻止するためにあらゆる手段を講じるとしています。
メタの広報は「スレッズの技術チームにツイッターの元従業員はおらず、そんな事実はない」とコメントしています。