ロシア・中国・南アフリカの合同軍事演習がインド洋で本格的に始まる 極超音速巡航ミサイルを搭載したロシア艦も参加
極超音速巡航ミサイルを搭載したロシアのフリゲート艦も参加して、ロシア、中国に南アフリカを加えた合同軍事演習がインド洋で本格的に始まりました。
ロシアメディアによりますと、ロシアが主導する中国と南アフリカとの合同海軍演習は、南アフリカを起点にインド洋で行われています。
25日にはロシアの海兵隊がテロにあった船舶を救出する訓練の映像が公開されたほか、ロシアのフリゲート艦「アドミラル・ゴルシコフ」がインド洋に向けて出港する様子も公開されました。
「ゴルシコフ」は、核弾頭を搭載可能な極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」を発射できる艦船です。
プーチン大統領が23日に表明した核戦力強化の姿勢を示すと共に中国に加え南アフリカとの連携を見せることで、欧米をけん制する狙いがあるとみられます。