米東海岸の港で働く労働者のストライキ終結へ
アメリカ東海岸の港で働く労働者が今月1日からストライキを行っていましたが、労使間で暫定合意に達しストが終結することになりました。
アメリカ東海岸の港で働く労働者の組合は賃上げ交渉で経営側と合意できず、今月1日からストライキに踏み切っていました。
組合側と経営側は3日、賃金について暫定的な合意に達したと発表し、ストは終結することになりました。
アメリカメディアによると、経営側が今後6年間で62%の賃金引き上げを、提示したということです。
組合側は労働協約を来年1月15日まで延長し、賃金以外の交渉を続けるとしています。
ストライキは全米の海上輸送量の半分を担う36の港で4万5千人が対象となっていたため、長期化した場合は、インフレや物流の混乱などの影響が懸念されていました。
最終更新日:2024年10月5日 0:34