米バイデン大統領、初の日韓訪問へワシントン出発
アメリカのバイデン大統領が、就任後初めてとなる日本・韓国への訪問に向け、ワシントンを出発しました。
バイデン大統領は20日からまず韓国を訪問し、尹錫悦大統領と初めての首脳会談を行います。北朝鮮の核・ミサイル問題などが議論される見通しです。
22日からは日本を訪問し、岸田総理大臣と首脳会談を行って日米同盟のさらなる強化について話し合うほか、日米にオーストラリアとインドを加えた4か国の枠組み(=クアッド)の首脳会合にも出席する予定です。また、アメリカが主導する新たな経済圏構想「インド太平洋経済枠組み」の立ち上げも発表します。
バイデン大統領としては、ロシアの軍事侵攻に対応しながらも、影響力を増す中国を念頭に、インド太平洋地域への関与を強める姿勢が揺るぎないことを示したい考えです。