「皇帝」ベッケンバウアーさん死去、78歳 元西ドイツのサッカー選手・代表監督
元西ドイツのサッカー選手で代表監督もつとめ、「皇帝」の愛称で親しまれたベッケンバウアーさんが亡くなりました。78歳でした。
ドイツ・サッカー連盟は8日、元西ドイツ代表のサッカー選手、フランツ・ベッケンバウアーさん が7日に死去したと発表しました。78歳でした。
ベッケンバウアーさんは1974年、自国開催のワールドカップで西ドイツの主将として出場して優勝、1990年のイタリア大会では西ドイツの代表監督としてチームを世界一に導きました。その優雅で冷静なプレーから「皇帝」の愛称で世界中のサッカーファンに広く親しまれました。
ドイツで開催された2006年のワールドカップでは組織委員会の会長に就任し、大会招致をめぐる不正疑惑も取りざたされましたが、2020年に時効を迎えていました。