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トランプ政権 メキシコ国境に1500人追加派兵へ 不法移民の強制送還支援も

2025年1月23日 12:06
トランプ政権 メキシコ国境に1500人追加派兵へ 不法移民の強制送還支援も

アメリカのトランプ政権は22日、不法移民を取り締まるため、メキシコとの国境に新たにおよそ1500人の兵士を派遣すると明らかにしました。

トランプ大統領は就任当日の20日、メキシコとの国境警備のため国家非常事態を宣言し、軍を派遣する大統領令に署名しています。

国防総省は22日、国境に新たにおよそ1500人の兵士やヘリコプターを派遣し、国境警備にあてると発表しました。

これにより、国境警備の兵士の数はおよそ4000人となり、トランプ氏の就任後、60%増加したとしています。

また、国境に接するカリフォルニア州サンディエゴとテキサス州エルパソで拘束されている5000人以上の不法移民の強制送還を支援するため、軍用輸送機を提供すると発表しました。

こうしたなか、ロイター通信によりますと、国境沿いのメキシコ側の街では、アメリカから強制送還される移民を一時的に収容するテントの設置が始まりました。

数千人の受け入れが可能で、メキシコ政府は同様の施設を8つの都市に開設する予定です。

最終更新日:2025年1月23日 12:50
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