国連安保理でロシアへの非難相次ぐ インフラ攻撃などで人道状況の悪化続き
ウクライナ各地でロシア軍によるインフラの攻撃などで人道状況の悪化が続いていることを受け、国連の安全保障理事会が開かれ、ロシアへの非難が相次ぎました。
6日に開かれた安保理の緊急会合で、国連のグリフィス事務次長は今月1日時点で子ども419人を含む民間人1万7023人が殺害され、多くの人が人道支援を必要としていると訴え、各国からはロシアへの非難が相次ぎました。
アメリカ・カーティー大使「気温が下がる中、ロシアは発電所などに向けてミサイルを発射し、ウクライナ全土の重要なインフラの破壊に拍車をかけている。度重なる攻撃の結果、子どもたちは学校に通うことができず、医師は病人を治療することができない」
これに対しロシアのネベンジャ国連大使は、「ロシアを攻撃するためウクライナに武器が送られているからインフラ施設への攻撃を行っている」と主張しました。