アメリカ 来月にユネスコ復帰の意向 5年前に脱退
ユネスコ(=国連教育科学文化機関)は12日、トランプ前政権時代にユネスコを脱退したアメリカが、来月に復帰する意向を示したことを明らかにしました。
アメリカはトランプ前政権時代に、ユネスコでイスラエルに対する「偏見が続いている」などと批判し、5年前に正式に脱退しています。
ユネスコのアズレ事務局長は12日、ユネスコ本部で開かれた大使級の臨時会合で、アメリカが来月に復帰する意向を示したことを明らかにしました。
意向を示す書簡が送られてきたということで、アズレ事務局長は、「ユネスコや多国間主義に対する強い信頼を示す行為だ」と歓迎しています。
アメリカは書簡の中で、拠出を凍結していた分担金の支払いを行う考えも示しているということです。