ロシア軍が集合住宅を砲撃…15人死亡 20人以上ががれきの下敷きとの情報も
ロシアが制圧を目指すウクライナ東部のドネツク州で、集合住宅が砲撃を受け、少なくとも15人が死亡しました。さらに、20人以上ががれきの下敷きになっているとの情報もあります。
ドネツク州の知事によりますと、州北部の町で9日夜、5階建ての集合住宅がロシア軍の砲撃を受け、少なくとも15人が死亡したということです。建物は一部が完全に崩れ落ち、現地では救助活動が行われています。
知事は20人以上ががれきの下敷きになっているとしていて、死傷者はさらに増える恐れがあります。
住民「すべてが怖い。夜が怖いし、今日という日も怖い。何が起きるかわからないから」
ウクライナ大統領府によりますと、ゼレンスキー大統領はこの攻撃について、「住宅地を狙った意図的な殺人だ」と強く非難しました。