戦闘休止案に“ハマス拒否”の可能性か イスラエルメディアが悲観的見方
イスラエルメディアはガザ地区での戦闘休止と人質解放に関する交渉について、悲観的な見方が強まっていると報じました。
イスラエルとハマスの間での交渉をめぐっては、イスラエル人の人質の一部を解放するとともに、パレスチナ人の囚人を釈放し、およそ6週間、戦闘を休止する案で合意したと伝えられていました。
こうした中、イスラエルのメディアは26日、政府高官の話として、ハマス側が提案の一部を受け入れられないとして、拒否することを示唆し、悲観的な見方が強まっていると報じました。
ハマスの幹部はロイター通信の取材に対し、「合意にはイスラエル側の侵略の停止と、ガザ地区からの撤退などが必要だ」と述べています。
バイデン大統領「来週月曜日までに戦闘休止の実現を望んでいる」
一方、アメリカのバイデン大統領はこう述べた上で、交渉については「妥結は近いが、まだまとまっていない」と報告を受けていると説明しました。