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【解説】「梅雨」今年は長引く? 低気圧で不調…自律神経を整える方法 “腸内環境”も関係が

2023年6月9日 11:54

●耳マッサージ
両耳を5秒、強めにゆっくりと引っ張って離し、さらにつかんで回します。これだけでも、少しすっきりします。

●湿度の調節
不調の原因は、気圧以外にもあります。蒸し暑いと汗がうまく蒸発せず呼吸もしづらくなり、自律神経が乱れやすくなります。エアコンの除湿機能をうまく使って快適な空間を保つことで、楽になる場合もあるということです。湿度の目安は50~60%です。

●腸内環境を整える
食事も自律神経に関わります。発酵食品や繊維質などを多く摂取するのがよいです。飲み物は胃腸に負担がかからない「常温」がよいそうです。

●ストレスをなくす
意識せずともストレスがたまっている場合もあります。自分にとって負荷になっていると思えるものは、勇気を出して手放してみるのも1つだといいます。

そして、心の部分については、「この頭痛は自分のせいじゃない、気圧のせいだ」と思うことも大切だということです。

■体調管理に“気圧チェック”アプリも

「頭痛ーる」という便利なウェブサイトやスマートフォンのアプリもあります。

場所・時間ごとの気圧の変化を見ることができます。頭痛に注意するタイミングが一目でわかるようになっていて、例えば9日は東京、仙台などで「警戒」となっています。

さらに細かく、気圧の変化をグラフで見ることも可能です。9日の東京・港区について見てみると、未明から午後3にかけては気圧が低下傾向にあり「警戒」「やや注意」と表示され、夕方からは「上昇注意」と表示されています。ただ、気圧が低いことだけでなく、高低差が体調に影響するからです。

気圧の変化による体調不良が起こりやすい時間帯をあらかじめ確認しておくことで、薬を用意しておいたり、予定を組み直したりと対策することができます。

(2023年6月9日午後4時半ごろ放送 news every. 「知りたいッ!」より)
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