本日9月11日から、『ジェイアール名古屋タカシマヤ』で始まった「秋の大北海道展」。定番の海鮮からスイーツまで、北海道グルメを堪能できる店舗が今年も大集結！敏腕バイヤー・福岡朋子さんに、今回のイチ押しグルメから18日からスタートする“第2弾”の最新情報までたっぷり教えていただきました。

海鮮からスイーツまで！91店舗が大集結

「秋の大北海道展」の様子

今日から『ジェイアール名古屋タカシマヤ』で始まった「秋の大北海道展」。午前10時、開店と同時に大勢のお客さんが“お目当て”のお店へと向かっていきました。カニやウニ、イクラなど海鮮からスイーツまで、今回は91のお店が出店。このうち９店舗が初出店です。

訪れた人々に大北海道展の魅力について尋ねると、「買えないものが買えるのと、珍しいものがあるからかな。北海道行けないもんね」という答えが。会場内では、さまざまなお店で“北海道を楽しもう”とする人々の行列ができていました。

札幌から初出店の『ら～めん虎』にも行列が。人気メニューは、1日限定300杯限定の「特製　海老しじみ豚骨醤油ラーメン」（1,650円）。

クリーミーな豚骨スープに、エビとシジミがコラボレーションした絶品スープが特徴で、エビのだしと豚骨の香りがしっかりと麺に絡みます。

会場から溢れるほどの行列ができていたのは、北海道の新しいお土産として大人気の『スノーチーズ』。「スノーホワイトチーズ（1,167円）」など多彩なスイーツが揃い、行列のなかには「今日は名古屋に来るので、開店の30分前から並んできました」というお客さんの姿も。

「スノーホワイトチーズ」は、一人３箱までの購入制限を設けて販売。１番乗りで同スイーツを手にした女性は、「スノーチーズがすごく好きで、これのために並んだ。まだ他にも行くので…」と笑顔で語り、足早に他店舗へ向かっていきました。

贅沢すぎる！残暑に食べたい秋の北海道グルメ

『ジェイアール名古屋タカシマヤ』バイヤーの福岡朋子さん

「“秋”というとおいしい季節なので、お芋だったり季節感を大切にしている」と、今回の大北海道展の特徴を話すのは、『ジェイアール名古屋タカシマヤ』バイヤーの福岡朋子さん。去年の秋と今年の春の北海道展を２度担当し、連続で過去最高の売り上げを更新した“敏腕バイヤー”です。

「今日もすごく暑いですね。店内で食べておいしいものもたくさんあるので、楽しめると思います」と案内してくれたのが、北海道砂川市の『岩瀬牧場』。こちらで楽しめるが、1日100杯限定の「さつまいもの贅沢パフェ」（880円）。

試食した中京テレビ・佐野 祐子アナウンサーは、「口いっぱいにお芋です！」と驚きの表情を浮かべ、「濃厚ですね、濃い。お芋が甘みもしっかりあって、甘露煮やグラッセのようなコクがある。黒蜜のソースも合いますね」とおいしさを語りました。

今日も多くの人で賑わった「北海道展」。各地の物産展のなかでも１番人気で、毎回、約20万人が訪れるといいます。こうした集客力のある催しは、百貨店全体への影響も期待できると福岡さんは話します。

「お洋服や雑貨など、秋の新しいものを見ていただける“シャワー効果”がある。来ていただくと、他の新しいものにも触れていただける機会が提供できるので、物産展は意義があると思います」と話しました。

敏腕バイヤーがイチオシ！「生ノースマン」は必食

『札幌千秋庵』の「生ノースマン」

敏腕バイヤー・福岡さんイチオシの商品は、『札幌千秋庵』の「生ノースマン」（981円／１箱４個入）。500層も織り込んだパイ生地のなかには、餡とふわふわの北海道生クリームがたっぷり。餡、パイ、生クリームの食感と風味のハーモニーを楽しめる北海道の人気スイーツです。

福岡さんがプライベートで北海道を旅行中に知ったという一品で、何度も店に通って社長を説得。ようやく出店が決まったといいます。北海道からほとんど“出たことがない”という「生ノースマン」。店舗には、「買う気満々で来ました、絶対これを買おうと思って」と保冷バッグを持参するお客さんの姿も。

福岡さん曰く、「（次回出店の）お約束はいただけていない」という『札幌千秋庵』の初出店。「名古屋の方、東海地方の方に、おすすめしたいというのがありまして。（お店から）“次も”って言っていただけると、うれしいなと思います」と生ノースマンへの思いを語りました。

「秋の大北海道展」の第1弾は本日から9月17日（火）まで、第2弾は9月18日（水）～24日（火）に開催。福岡さんによると第2弾では、約半分の店舗が入れ替わる予定。“フェス”をイメージしたワンハンドグルメも登場するそうです。