アートで宮崎の海を守る!ゴミ箱に子供たちが描いた「お魚の世界」 観光地青島に色鮮やかな作品が誕生
テレビ宮崎
宮崎市の絵画教室に通う子供たちが描いた作品が7月末、宮崎市青島に設置されました。「アートで宮崎の海を守る」子供たちの優しい気持ちが詰まった取り組みです。
宮崎を代表する観光地、青島を彩る色とりどりのアート…
観光客を歓迎するウェルカムボードとゴミ箱などを飾り付けるアート作品として、宮崎市の絵画教室・現代っ子センターに通う子供たちおよそ50人が制作しました。なぜこうした取り組みが企画されたのかというと…
(現代っ子センター代表 藤野ア子さん)
「この前、私はあそこに座ってお茶を飲んでいた。そしたらお子さんが「ゴミ箱どこ?」ってぐるぐる回っていた。だから今回のコンセプトは、座ったお子さんがお魚が見える感じ。お母さんたちが「お魚のところ行っておいで」。そしたら絵が書いてあるので、これで判別してもらおうと思って。」
今年、アカウミガメの産卵が確認された青島。年間およそ100万人の観光客が訪れ、ゴミの放置が問題となる中、アートの制作は青島ビーチセンター「渚の交番」が依頼したものでした。
7月28日、子供たちがアート作品の制作に取り掛かりました。決まっているのは、「お魚の世界」というテーマのみ。子供たちは絵具を使って自由に思い思いの絵を描いていきます。
「ここでやっていいの。やって」
「どんどんやって。どんどん」
「先生これダメ?大丈夫よ」
「すごい迫力だね。うまいよ。何かわかる」
「びっくりした」
描き始めておよそ1時間。子供たちの個性が光る色鮮やかな作品が出来上がりました。
「イルカ」
「イルカ。かわいいね」
「カサゴ」
「生きているみたいやね。そのエビは?エビ好きね?」
「カニ。これカニ」
「あ、ごめん。カニやった…」
「トビウオは体が青いから青島とイメージが一緒だと思った。見た人にかっこいいと思ってほしいです」
「燃えるゴミと燃えないゴミの区別をわかりやすくするために描きました。海がきれいになってほしいです」
アートに込められた子供たちの思い。果たして観光客には伝わったのでしょうか?
イギリスからの観光客に声をかけてみると…
「宮崎へようこそ。宮崎は初めて?」
「私はここで生まれた。」
「宮崎弁はしゃべれる?」
「ぬきもんじゃ。」
「ここからあの絵は見えますか?」
「魚。」
「そうです。」
「ゴミ箱。」
「ビンゴ!やった。」
(青島ビーチセンター渚の交番 小玉順規センター長)
「トビウオは宮崎の魚だし、クラゲとかもですけど、こういうところで海と一緒に写真をとってもらうとか、こういう絵を見て、ウミガメがやってこられるビーチになってくれればと思います。いいですね。ありがとうございました。」
(現代っ子センター代表 藤野ア子さん)
「後ろの青い空と合いますね。きれい。青島にはみんな来たことがあるので、そのイメージで描いたと思うんですけど、なかなかいい。いいですね。喜ぶと思います。子供たち。」
きれいな海を守りたい。絵を見て元気になってほしい。宮崎の子供たちの思いが詰まったアート作品がこの夏、県内を代表する観光地の風景に加わりました。
また、渚の交番では、8月22日まで現代っ子センターに通う子供たちの絵画展が開かれ、「青島」をテーマに描いた作品およそ90点が展示されています。この夏、青島に訪れた時は、観光や海水浴だけでなく、子供たちのアートにも注目してみては。
宮崎を代表する観光地、青島を彩る色とりどりのアート…
観光客を歓迎するウェルカムボードとゴミ箱などを飾り付けるアート作品として、宮崎市の絵画教室・現代っ子センターに通う子供たちおよそ50人が制作しました。なぜこうした取り組みが企画されたのかというと…
(現代っ子センター代表 藤野ア子さん)
「この前、私はあそこに座ってお茶を飲んでいた。そしたらお子さんが「ゴミ箱どこ?」ってぐるぐる回っていた。だから今回のコンセプトは、座ったお子さんがお魚が見える感じ。お母さんたちが「お魚のところ行っておいで」。そしたら絵が書いてあるので、これで判別してもらおうと思って。」
今年、アカウミガメの産卵が確認された青島。年間およそ100万人の観光客が訪れ、ゴミの放置が問題となる中、アートの制作は青島ビーチセンター「渚の交番」が依頼したものでした。
7月28日、子供たちがアート作品の制作に取り掛かりました。決まっているのは、「お魚の世界」というテーマのみ。子供たちは絵具を使って自由に思い思いの絵を描いていきます。
「ここでやっていいの。やって」
「どんどんやって。どんどん」
「先生これダメ?大丈夫よ」
「すごい迫力だね。うまいよ。何かわかる」
「びっくりした」
描き始めておよそ1時間。子供たちの個性が光る色鮮やかな作品が出来上がりました。
「イルカ」
「イルカ。かわいいね」
「カサゴ」
「生きているみたいやね。そのエビは?エビ好きね?」
「カニ。これカニ」
「あ、ごめん。カニやった…」
「トビウオは体が青いから青島とイメージが一緒だと思った。見た人にかっこいいと思ってほしいです」
「燃えるゴミと燃えないゴミの区別をわかりやすくするために描きました。海がきれいになってほしいです」
アートに込められた子供たちの思い。果たして観光客には伝わったのでしょうか?
イギリスからの観光客に声をかけてみると…
「宮崎へようこそ。宮崎は初めて?」
「私はここで生まれた。」
「宮崎弁はしゃべれる?」
「ぬきもんじゃ。」
「ここからあの絵は見えますか?」
「魚。」
「そうです。」
「ゴミ箱。」
「ビンゴ!やった。」
(青島ビーチセンター渚の交番 小玉順規センター長)
「トビウオは宮崎の魚だし、クラゲとかもですけど、こういうところで海と一緒に写真をとってもらうとか、こういう絵を見て、ウミガメがやってこられるビーチになってくれればと思います。いいですね。ありがとうございました。」
(現代っ子センター代表 藤野ア子さん)
「後ろの青い空と合いますね。きれい。青島にはみんな来たことがあるので、そのイメージで描いたと思うんですけど、なかなかいい。いいですね。喜ぶと思います。子供たち。」
きれいな海を守りたい。絵を見て元気になってほしい。宮崎の子供たちの思いが詰まったアート作品がこの夏、県内を代表する観光地の風景に加わりました。
また、渚の交番では、8月22日まで現代っ子センターに通う子供たちの絵画展が開かれ、「青島」をテーマに描いた作品およそ90点が展示されています。この夏、青島に訪れた時は、観光や海水浴だけでなく、子供たちのアートにも注目してみては。