震度5弱の地震受け 宮崎市のホームセンターは防災グッズが品薄に
13日の地震を受け、防災への意識が高まっているようです。宮崎市のホームセンターには、防災グッズを買い求める人が次々と訪れていました。
宮崎市のハンズマン柳丸店。13日の地震を受けて、防災コーナーでは品薄の商品も出ています。
(児玉泰一郎アナウンサー)
「今、新たに追加された防災バッグが棚に入れられています」
防災バッグは、15個あった在庫が売り切れに。また、簡易トイレを手に取る人の姿も多くありました。
(買い物客は)
「簡易トイレは女性用がね。男性はなんとかなるけど、女性は困るから」
「(去年の8月と)今回の地震があったので、これは危ない、今回で終わりじゃないと思って」
今回の地震では、引き出しが飛び出したり、モノが倒れたりした人が多かったようで、店には、飛び出しや転倒防止グッズの問い合わせが寄せられているということです。
(ハンズマン 井和丸健司副長)
「食器棚の扉が開かないようにしたいという問い合わせがあり、扉が開かない防止の金具が売れている」
こちらの男性は、オフィスの防災対策をするための商品を探しに来ていました。
(買い物客は)
「ウォーターサーバーなどが倒れていた。ウォーターサーバーをバンドで巻いてみたりする」
(ハンズマン 井和丸健司副長)
「去年8月の地震でかなり(防災意識が)高まっていると思うんですけど、今回は、それに加えて、足りなかったものを買い足すというお客様が結構いらっしゃる」
ホームセンターでは、地震の経験を防災へとつなげる「意識の高まり」が垣間見えました。