自民党、参院選の公約発表 防衛力強化策や原油高・物価高対策など盛り込む
自民党が参議院選挙の公約を発表しました。「決断と実行。」をキャッチフレーズに、防衛力の抜本的な強化策や、原油高・物価高対策などが盛り込まれています。
自民党・高市政調会長「今回は『決断と実行。』。ただ公約を作るにあたりましてはコンセプトがあったほうが国民の皆さまへのメッセージ性が高まると考え、『日本を守る。未来を創る。』という視点から公約作りを進めることとした」
「日本を守る」の柱のひとつとしては、防衛力を抜本的に強化するため、対GDP比2%以上も念頭に、真に必要な防衛関係費を積み上げ、来年度から5年以内に、防衛力の抜本的強化に必要な予算水準の達成を目指すと明記しました。また、日本への弾道ミサイル攻撃などに対する反撃能力を保有することで、武力攻撃を抑止し、対処するとしています。
また、高騰する原油価格対策として、燃油価格の激変緩和策の継続や、1兆円の地方創生臨時交付金により、生活者や事業者の支援など、対策を強化するとしています。
また「未来を創る」の柱のひとつには憲法改正を掲げています。自衛隊の明記、緊急事態対応、合区解消・地方公共団体、教育充実の4項目を念頭に、憲法改正の早期実現を訴えています。