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国会召集…緊張感に包まれた幕開け“防衛増税”など説明不足の批判も

2023年1月23日 11:56
国会召集…緊張感に包まれた幕開け“防衛増税”など説明不足の批判も

通常国会が23日、召集されました。午後には岸田首相が今年の政権運営の方針を示す施政方針演説を行います。

防衛増税や反撃能力の保有など岸田首相の「政策変更」に説明が不足しているとの批判が出る中、国会は緊張感に包まれた幕開けを迎えました。

国会で岸田首相は過去最大の114兆円規模の来年度予算案を成立させた上で、「異次元の少子化対策」や「構造的な賃上げ」を実現し、低迷する支持率の回復につなげたい考えです。

一方、防衛増税をめぐっては自民党幹部が岸田首相に直接「放置すると反対の声が広がるので注意が必要だ」と忠告するなど、自民党内にも根強い反対論があります。

野党側も立憲民主党と日本維新の会が防衛増税反対で共闘、「増税内閣」などと批判し、対決姿勢を強めています。

立憲民主党・泉代表「防衛増税でしかもこの復興の特別所得税を防衛費に流用するのは、あり得ないんじゃないでしょうか」

これに対して岸田首相が国会論戦で丁寧な説明をし、理解を得られるかが焦点となります。

今年は4月に統一地方選挙と衆議院の補欠選挙が、5月にはG7広島サミットが予定されています。

ある自民党幹部は「日程が非常に窮屈で予算の年度内成立のためには2月の論戦が重要だ。去年のようなスキャンダルやミスは絶対に許されない」と危機感を強めています。

国会は序盤から激しい論戦が予想され、岸田首相にとっては綱渡りの展開が続きます。