ロシアによるウクライナ侵略の影響で高騰しているガソリン価格を抑制するため、政府は補助金の上限額を5円から25円に引き上げる緊急対策を取りまとめました。

松野官房長官
「燃料価格の高騰の状況に応じてガソリン、軽油、灯油、重油に対し、1リットル当たり最大25円の支援を行います」

対策では、来週10日以降に、ガソリンの補助金上限額を現在の5円から25円に引き上げる他、農業や漁業、タクシー事業者らへの支援拡充。さらに、地方自治体を通じて灯油の購入支援などを行い、国民生活への影響を緩和する、としています。

政府は、こうした支援策について今年度の予備費およそ3600億円を使うことを4日、閣議で決定しました。