今月行われる安倍元首相の国葬について、立憲民主党は、執行部がそろって欠席することを決めました。

立憲民主党は、国葬についての岸田首相の説明が不十分だとして、政府に実施の理由などをただす質問書を提出していました。

政府からの回答を受け、臨時の執行役員会で対応を協議しましたが、「岸田首相には国民に説明し、少しでも理解を得ようとする意思があるとは思えない」などとして、執行部がそろって欠席することを決めました。

立憲民主党・泉代表「国会に全く諮ることなく、内閣の独断でこの国葬を決定する､強行する。多くの国民が違和感､疑問､反発を覚えて当然だと思います。大変、残念であります」

泉代表は政府の回答について、「ゼロ回答だ。全く説明にならず国会答弁の焼き直しだ」と批判しました。

国葬には、共産党とれいわ新選組、社民党が欠席を表明する一方、日本維新の会と国民民主党は出席する方針です。