事業仕分け3日目、競輪の補助事業を仕分け
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政府の事業仕分け第2弾後半戦3日目の24日、競輪の振興を目的とする財団法人「JKA」について議論した。
JKAは、競輪の売上金の一部を補助金として各種団体に交付しているが、仕分け人は、交付決定までの審査基準が適正かどうかなどを指摘した。
民主党・寺田学衆議院議員「評価委員会は、交付決定にはどれくらい議論している?」
JKA側「審査評価委員会は3回ありますが、相当数時間はかけて審査している」
寺田議員「3回とも七百数十件だが、1回の時間は?」
JKA側「1回は大体2時間くらい」
寺田議員「いずれにせよ、七百何十件のものを、ものの2時間で評価委員会で決めるのか」
昨年度は200億円に達したJKAの補助金について、仕分け人は「JKAの所管官庁である経産省の関連の公益法人に対して多くの金額が流れている。天下りの温床になっているのではないか」などと問題点を指摘している。