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阿久根市長「市政判断の機会は望ましい」

2010年9月16日 8:22
阿久根市長「市政判断の機会は望ましい」

 議会を開かず、専決処分を繰り返している鹿児島・阿久根市の竹原信一市長の解職を求める市民団体が15日、1万人を超える署名を市の選挙管理委員会に提出した。竹原市長は「署名をしたにせよ、断ったにせよ、多くの市民が市政に何らかの判断をする機会を得たことは大変望ましい」と述べた。

 リコール委員会のメンバーは15日朝、市役所を訪れ、阿久根市の有権者の半数を超える1万364人分の署名を提出した。有効署名数は選管の審査や縦覧を経て確定するが、解職請求に必要な有権者の3分の1(約6700人)を上回るのは確実とみられており、竹原市長の解職の是非を問う住民投票は年内にも実施される見通し。