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震災から半年、対策本部合同会議を実施

2011年9月11日 20:03
震災から半年、対策本部合同会議を実施

 東日本大震災の発生から半年となる11日、首相官邸では、野田首相も出席して政府の復興対策本部や原子力災害対策本部などの合同会議が行われた。

 震災が発生した時刻とほぼ同じ時刻に始まった会議では、冒頭、震災の犠牲者に黙とうがささげられた。

 野田首相は「(きのう、被災地を視察して)あらためて津波エネルギーの恐ろしさを感じましたが、その大自然のエネルギーを超える官・民挙げての、もっと大きなエネルギーを被災地に投入しなければならないという新たな思いを持った次第です」と述べ、あらためて復興に向けた決意を強調した。

 合同会議では、がれきの大半が最終処分に至っていないことや、福島県内の除染が大きな問題であることなど、復旧・復興の現状と課題が報告され、政府を挙げて取り組むことがあらためて確認された。