国会を欠席し続けているNHK党のガーシー参議院議員の処分を検討する懲罰委員会の審査が、10日から始まりました。関係者への取材で、処分は二段階で行う方向で調整が進められていることがわかりました。

参院・懲罰委　鈴木委員長「国民から選ばれた国会議員の立場ですから、私は堂々と自分の考えなり意見があるならば、出てきて言うのが当然の約束事であるし、義務であるということ」

本格的な審査は今月21日に行われ、関係者によりますと、4種類ある懲罰のうち、処分の軽い順に「戒告」「陳謝」「登院停止」のいずれかの処分が検討される見通しです。

その後、ガーシー議員に1週間程度、弁明の猶予を与えられ、弁明に現れなかった場合は、最も重い「除名」も含めたより厳しい処分が検討されるということです。