防衛力強化へ 総理、新たな予算の枠組み検討指示
防衛力の抜本的な強化に向け、岸田総理大臣が「研究開発」や「公共インフラ」など4つの分野について、新たな予算の枠組みを検討するよう指示しました。
岸田総理「必要となる防衛力の内容の検討、そのための予算規模の把握、および財源の確保を一体的かつ強力に進めてまいります」
防衛費のあり方などを話し合う政府の有識者会議で、岸田総理は「研究開発」と「公共インフラ」、そして「国際的協力」と「サイバー安全保障」という4つの分野について、「総合的な防衛体制の強化に資する経費」として、新たな枠組みを作るよう検討を指示しました。
防衛費や海上保安庁の予算とは別に、新たな予算の枠組みを創設することで、防衛力の抜本的な強化につなげたい考えです。
有識者会議では次回、これまでの議論のとりまとめを行う予定です。