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防衛省、衝突続く南スーダンに調査団派遣

2012年5月1日 17:13

 国境付近で武力衝突が続く南スーダンで自衛隊がPKO(=国連平和維持活動)を続けることに問題がないか調査するため、防衛省の調査団が1日、成田空港から出国した。

 南スーダンは去年、スーダンから独立したが、国境付近の油田地帯をめぐり、両国の武力衝突が続いている。南スーダンの首都・ジュバでは現在、陸上自衛隊の施設部隊が、PKOとして道路などのインフラ整備に当たっている。防衛省は、ジュバは国境から500キロ離れているため、「自衛隊の活動に影響はない」としているが、現地の治安情勢を調べるために調査団を派遣した。

 田中防衛相は、調査団の報告を受けて、来月をメドに予定している第2次隊(330人)の派遣の可否を判断する方針。