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外相、普天間基地やキャンプ・シュワブ視察

2013年2月16日 18:03
外相、普天間基地やキャンプ・シュワブ視察

 就任後初めて沖縄を訪問した岸田外相は16日、アメリカ軍普天間基地(宜野湾市)などを視察した。

 宜野湾市・佐喜真市長「街のど真ん中に飛行場がある。大臣にお願いしたいのは、(基地)返還を現実的に前に進めること」

 岸田外相「この事態を固定化してはならないと、強く感じています」

 普天間基地を視察した岸田外相は、佐喜真市長から基地の危険性除去と早期の返還を求められ、「基地の固定化は避けなければならない」などと応じた。

 岸田外相はこれに先立ち、普天間基地の移設先とされる名護市のアメリカ海兵隊キャンプ・シュワブを訪れ、埋め立てが予定される海域を視察した。

 また、沖縄・仲井真県知事との会談では、仲井真知事から普天間基地の県外移設を求められたのに対し、岸田外相は名護市辺野古への移設を確認した日米合意を推進したい考えを改めて強調し、議論は平行線にとどまった。