トルコ支援…医療機材輸送へ自衛隊機が出発
トルコ南部を震源とする地震で死者が3万3000人を超える中、被災地で活動する国際緊急援助隊の医療チームの必要機材を輸送するため、自衛隊機が北海道の千歳基地を出発しました。
輸送に使われるのは、岸田総理大臣の外国訪問などにも使われる政府専用機で、午前11時前、千歳基地を離陸しました。成田空港で手術台やベッド、テントなど、およそ15トンの機材や物資を積み込み、トルコに向かうことになっています。
政府は、国際緊急援助隊の医療チームとして、医師や看護師、薬剤師らおよそ40人を派遣し、被災地での医療活動を進めています。
このほか、国際緊急援助隊の救助チーム73人が行方不明者の捜索や救助活動を行っています。