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都議会議員選挙 各党党首らが最後の訴え

2013年6月22日 18:40
都議会議員選挙 各党党首らが最後の訴え

 23日に投票を迎える東京都議会議員選挙は22日、選挙運動最終日を迎えた。各政党とも、この夏の参議院選挙の前哨戦と位置付け、党首らが最後の訴えを行った。

 民主党の海江田代表「まだまだ保育園、保育所は足りない状況であります。若い人の非正規の雇用も東京都はとびぬけて多い状況になっています。お年寄りの病気のことも、医療のことも、まだまだ解決はしていません」

 自民党の安倍首相「我々はいま、しっかりとこの道を進んでいくことによってみなさん、必ずデフレから脱却をし、今年よりも来年、来年よりも再来年、いい日本をつくっていくことができるんです。そのためにも私たちは、負けるわけにはいかないんです」

 公明党の山口代表「ぜひこの東京から、待機児童をゼロにしようではありませんか。きめの細かいところまで目の届いている都議会の候補者がいますか?議員がいますか?そこを聞き比べて頂きたいのが、今度の選挙なんです」

 共産党の志位委員長「消費税増税ストップ。国民の所得を奪う政治から、国民の所得を増やし、懐具合を暖める政治に転換を迫っていこうじゃありませんか」

 日本維新の会の石原共同代表「とにかく日本を一新しようと。本当にこの日本で平成の維新をしようということで頑張ってきました。私たちには大きな大きな使命があります。みんなでとにかく力を合わせて、知恵あわせて頑張ろう。ありがとう」

 東京・生活者ネットワークの西崎代表「少子高齢化社会に対応した生活の課題に真摯(しんし)に向き合い、東京を生活のまちに変えていかなければならない」

 みんなの党の渡辺代表「お金もない、組織もない、支援団体もない。でも、しがらみがないのがみんなの党なんです。だから思いきった改革ができるんです」

 生活の党の鈴木幹事長「我々、生活の党だけが国民の皆さんの命と暮らしを守ることができる」

 社民党の福島党首「知恵を使って脱原発、知恵を使って自然エネルギー、知恵を使って社会保障を保証する、知恵を使う賢い東京都を作って参ります」

 みどりの風の谷岡代表「みどりの風がやりたいことは、若者の年収を上げることです。みどりの風がやりたいことは、男女の賃金格差をなくすことです」

 東京都議会議員選挙は42の選挙区、127人の定員に対して253人が立候補している。21日までに期日前投票をした人は63万731人で、前回の同じ時点より7800人少なくなっている。23日の投票は、一部の地域を除いて午前7時から午後8時までで、即日開票される。大勢の判明は午後11時頃になる見通し。