安倍首相、改造人事は「全く白紙の状況」
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安倍首相は6日、広島市で記者会見し、来月、行う内閣改造と自民党役員人事について「具体的な人事の話は全く白紙の状況だ。この夏に心静かに考えていきたい」と述べた。
「具体的な人事の話については今の段階では全く白紙の状況です。この夏に心静かに考えていきたいと思っています」-その上で安倍首相は、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を受け新設する安全保障法制を担当する閣僚について、「何よりも国民の理解が第一であり、丁寧でわかりやすく説明することのできる能力を持った方と思っている」と起用の方針を説明した。
一方、8月15日の終戦の日に靖国神社を参拝するかについては「今後、私が参拝するかしないかということについては申し上げることは差し控えたい」と述べた。