秋葉復興相は政治資金収支報告書にいわゆる統一教会の関連団体に会費を支払ったと記載していたことについて、「実際は『雑誌購読料』で関連団体との認識はなかった」などとコメントしました。

秋葉復興相をめぐっては、25日に公開された自身が代表を務める自民党支部の政治資金収支報告書に、去年7月、いわゆる統一教会の関連団体に会費2万4000円を支払ったと記載されていました。

この支出について、秋葉復興相の事務所は25日夜、日本テレビの取材に対し、会費ではなく、関連団体が発行する「雑誌購読料とすべきもので、速やかに訂正する」と文書で回答しました。また、「統一教会の関連団体だと当時は承知していなかった」「見落としていたことは申し訳なく思う」などと釈明しています。

その上で「認識している限り、旧統一教会主催の会合に出席したことはなく、関係団体に会費を支払ったり選挙応援を受けたりしたこともない」とコメントしています。

一方、岸田首相は25日夜、記者団に対し、「秋葉大臣は丁寧に説明していたと思うが、疑問が残るとすれば、説明責任は引き続き果たしていかなければならない」と述べました。