外務省 ロシア全域に「渡航中止勧告」 危険情報レベル3に引き上げ
外務省は、ロシア全域の危険情報について4段階で上から2番目の渡航中止を勧告するレベル3に引き上げました。
ロシアとウクライナの国境周辺地域については先週、危険情報について最も高い退避勧告のレベル4に引き上げられています。こうした中、外務省は7日、モスクワなどロシア全域の危険情報を引き上げ渡航中止を勧告しました。
ロシアからの出国手段が著しく制限され航空券の入手も困難な状況となっていることや、大手クレジットカード会社がロシアでの決済事業の停止を発表するなど市民生活にも影響が出始めているとしています。
その上で、ロシアに滞在する日本人に対し商用便による出国の検討を呼びかけています。
外務省によりますと、ロシアで在留届が出されている日本人は今月6日時点で、およそ2400人だということです。