衆・参議員の所得公開 平均約2427万円
衆議院と参議院は去年1年間の国会議員の所得を公開した。一人あたりの平均所得は3年連続の増加となっている。
所得公開の対象は、去年1年間を通じて国会議員だった衆・参合わせて644人。平均所得は、前の年と比べて146万円高い約2427万円で、3年連続の増加となった。東日本大震災後に削減されていた議員歳費が、去年5月から元に戻ったことなどが影響したとみられる。全体のトップは自民党の渡辺美樹参議院議員で、株式の売却などで約12億8109万円の所得があった。
また、各政党の党首では「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢代表が約6075万円で3年連続のトップだった。2番目は安倍首相で約4038万円だった。