防衛省概算要求 過去最大の5兆911億円
防衛省の来年度予算の概算要求総額が、過去最大の5兆911億円に上ることが日本テレビの取材で分かった。離島防衛を強化するため、オスプレイ12機も一括購入する。
防衛省の2016年度予算の概算要求総額は、アメリカ軍再編経費などを含めて過去最大の5兆911億円で、2年連続の5兆円超えとなる。中国の海洋進出を念頭に、尖閣諸島などの離島防衛を強化することが柱で、新型輸送機MV22オスプレイを12機購入する費用、1321億円を計上している。長期契約による一括調達でコストの削減を図る考え。
また、沖縄県の宮古島に新たな陸上自衛隊の警備部隊を配備するための土地取得費用など190億円も盛り込んでいる。