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日米首脳が電話会談“世界株安”連携対応を

2015年8月26日 13:34
日米首脳が電話会談“世界株安”連携対応を

 安倍首相はアメリカのオバマ大統領と電話会談を行い、世界的な株安などについて連携して対応していくことを確認した。

 電話会談はアメリカ側からの申し入れで、26日午前に約40分間、行われた。この中で両首脳は、中国発の世界的な株安について緊密に連携していくことを確認した。また、緊張が高まった朝鮮半島情勢では韓国と北朝鮮が関係改善を目指すことで一致したことを歓迎し、北朝鮮問題については引き続き連携を強化することを確認した。さらにオバマ大統領は、先に安倍首相が発表した戦後70年談話について「全体として歓迎したい」と評価する考えを伝えた。

 一方、内部告発サイト「ウィキリークス」が、アメリカの情報機関が日本政府などに盗聴を行っていたと発表した問題で、オバマ大統領は「ご迷惑をおかけしていることを大変申し訳なく思う」と陳謝した。これに対し、安倍首相は「事実であれば同盟国間の信頼関係を揺るがしかねない」と述べ、調査と結果の説明を求めた。