自民が酒・たばこ18歳解禁案 公明は反対
自民党の特命委員会が民法における成人年齢を18歳に引き下げるとともに、酒やたばこも18歳から解禁とする提言案をまとめたことがわかった。
提言案では、民法で成人と認められる年齢について「できるだけ速やかに20歳から18歳に引き下げる法制上の措置を講じる」としている。
飲酒・喫煙が禁止される年齢について「18歳未満に引き下げることが妥当である」と明記した他、競馬や競輪など公営競技が禁止される年齢も、同様に引き下げることが妥当であるとしている。
自民党は2日、特命委員会を開き、提言案について議論する予定で、党内の了承を得た後、安倍首相に提出する予定。
一方、与党・公明党は、飲酒・喫煙などの禁止年齢引き下げに強く反対していて、今後、自民党と協議したい考え。