共産党“自衛隊の内部資料”で政府を追及
安全保障関連法案をめぐる参議院の特別委員会での審議で、共産党が新たに自衛隊の内部文書だとする資料を示し政府を追及した。
共産党・仁比聡平議員「(去年12月)ガイドラインや安保法制について取り組んでいると思うが、予定通りに進んでいるか、何か問題はあるかと聞かれて、統幕長は『与党の勝利により来年夏までには終了するものと考えている』と述べている。これは何ですか?」
共産党の仁比議員は、資料について、自衛隊トップの河野統合幕僚長が去年12月、アメリカの陸軍参謀総長に対し安全保障法制の整備がことし夏までに終わるとの見通しを示していたと指摘した。
さらに、「具体的な検討も与党協議もされていないのに、夏までにと決まっていたのか」とただし、中谷防衛相は、「資料について確認できていない」と述べた。
共産党は引き続き、追及する考え。