ポスト安倍見据え…「石破派」立ち上げへ
自民党の石破地方創生担当相が、自らに近い議員らと新たな派閥を立ち上げることが分かった。
安倍首相が自民党総裁に再選されたことを受けて、石破氏は8日、事実上の石破グループと言われていた「無派閥連絡会」を解散し、ポスト安倍を見据えて新たに石破派を立ち上げるべく準備作業に入った。石破氏の側近議員は、「次の総裁を狙うという意思表示だ」と話している。
石破氏は日本テレビの取材に対し、「トップを総理にする政策集団を作りたい」と強調していて、行政改革や地方創生を活用した「ポストアベノミクス」を立案し、党内の政策の幅を広げていきたい考え。
参加人数は総裁選への出馬が可能となる20人前後となる見通しで、10日昼、準備会合を開くことにしている。