空自戦闘機パイロットに女性自衛官を起用へ
防衛省は、これまで男性のみだった自衛隊の戦闘機のパイロットに、初めて女性自衛官を起用する方針を固めた。
戦闘機のパイロットは、急発進や急旋回に伴う重力などで体に大きな負担がかかることなどから、これまで男性の自衛官のみだった。しかし、安倍政権が女性活躍推進の政策を掲げていることなどから、女性自衛官も起用することとしたもの。
防衛省は1993年に原則として自衛隊のすべての職種を女性自衛官に開放することを決めていたが、戦闘機のパイロットは、潜水艦の乗組員などと並び、起用されていなかった。
女性の戦闘機パイロットは、訓練を経て3年後をめどに任務にあたる予定。