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空自スクランブル 今年上半期は343回

2015年10月19日 20:11

 防衛省は今年4月から9月末までの上半期における、航空自衛隊による緊急発進(=スクランブル)の回数を発表した。中国機に対する発進は231回で、上半期として過去最多となった。

 今年度上半期の緊急発進は昨年同期比で190回減ったものの、過去2番目に多い343回だった。ロシア機とみられる機体が9月15日に領空侵犯した事案も含まれている。

 国別では、中国機に対する発進が231回で、上半期としては過去最多となった。一方、ロシア機への発進は昨年同期比で216回減り、108回だった。ロシア機が大幅に減ったことについて防衛省は、「回数は減ったものの、活動自体が停滞したとは考えていない。引き続き注意する」としている。

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