東京五輪へ 禁煙などの検討チーム立ち上げ
政府は25日、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて公共の場での禁煙や分煙などを検討するチームを立ち上げた。
25日、受動喫煙防止対策強化検討チームの初会合が首相官邸で行われ、杉田官房副長官は、「2020年まで余すところ4年半ほど。いよいよ、積極的な取り組みを更に進めていただく必要がある、という風に思っております」と述べた。
IOC(=国際オリンピック委員会)とWHO(=世界保健機関)は2010年に、たばこのないオリンピックを推進することで合意している。
検討チームでは今後、飲食店や宿泊施設、運動施設といった受動喫煙防止の対象となる施設を決める考え。その上で、そこで喫煙した場合に罰金などの罰則を科すなど、法制化も検討していく方針。