石原氏質疑の後、来年度予算案審議で合意
甘利前経済再生担当相の辞任を受けて、与野党は、2日の衆議院の本会議で石原新経済再生担当相に対する質疑を行った後、速やかに来年度予算案の委員会審議に入ることで合意した。
1日に行われた与野党の幹事長らによる会談で、野党側は、予算案の審議中に閣僚が交代することは異例だとして、本会議で石原新経済再生担当相の考え方を聞くことを求めた。
与党側もこれを受け入れ、2日の衆議院本会議で、石原新経済再生担当相の所信を聴取し、さらに安倍首相も出席の上、質疑を行った後、速やかに来年度予算案の委員会審議に入ることで与野党が合意した。
来年度予算案について、与党側は2日中に衆議院予算委員会で趣旨説明を行い、3日から実質的な審議に入ることを求めており、与野党の間で調整が行われている。