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維新代表 衆院議員定数削減で首相に迫る

2016年2月4日 13:57
維新代表 衆院議員定数削減で首相に迫る

 衆議院・予算委員会で維新の党の松野代表は安倍首相に対し、衆議院議員の定数を10削減するという有識者調査会の答申を受け入れるのかただした。

 松野代表は去年、安倍首相が「答申が出たら賛成することを決めた」と答弁していることを指摘し、定数削減に賛成するよう迫った。

 維新の党・松野代表「自民党は(答申に)賛成するのかしないのかを聞いてるんです。去年の答弁通りにやるかやらないかを聞いてるんです」

 安倍首相「私は(答申を)尊重するということを申し上げているわけであります。そこで松野さん、自民党においてもまずは議論させてくださいよ。その上において最終的には私が決めますよ。最終的に私が決めますが、議論する前からこうしろということは、それはやはり開かれた政党として避けなければいけない」

 安倍首相は自民党内で議論した上で最終的には自らが決めると強調した。

 また松野代表は遠藤オリンピック・パラリンピック担当相が外国語指導助手を派遣する会社の利益になるよう文部科学省に働きかけをしたのではないかとの、一部報道について説明を求めた。

 遠藤オリンピック・パラリンピック担当相はこの会社の創業者から政治献金を受けているが、「働きかけたことは一切ない。また派遣会社は予算の対象外で利益になっていない」と述べた。