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自公幹事長会談“発言は慎重にするべき”

2016年2月17日 22:16
自公幹事長会談“発言は慎重にするべき”

 自民・公明両党の幹事長らが17日朝会談し、安倍内閣の閣僚の発言に対し野党の追及が続いていることについて、発言は慎重にするべきだとの認識で一致した。

 17日朝の会談では、高市総務相が、政治的公平性を著しく欠く番組を繰り返し放送した場合などにテレビ局の放送をとめる「停波」もあり得ると発言したことをめぐり、公明党の井上幹事長が「担当大臣が繰り返し言うと別の効果をもたらす」などと苦言を呈した。

 また、丸川環境相が被ばく線量の長期的な目標をめぐる発言を撤回するなど、他の閣僚の発言をめぐっても野党の追及が続いていることから、両党の幹事長は「おごり、たかぶりととられないように発言には気を付けなければいけない」などとして、こうした考えを政府にも伝えていくことで一致した。