丸山議員 辞職要求に“見当違いでは”
自民党の丸山参議院議員がアメリカのオバマ大統領について、「奴隷の血を引く」などと発言した問題で野党が丸山議員の辞職勧告決議案を提出した。丸山議員は辞職しない考え。
民主・社民・生活の野党3党が参議院に提出した辞職勧告決議案では、丸山議員について「日米間の信頼を大きく損ねるもので、看過できない。国民の政治に対する信頼を著しく失墜させる」などとして辞職を求めている。これに対し丸山議員は次のように話した。
丸山議員「全く大変な誤解であるということだけは、私の信念において申し上げたい。びっくりとあきれているというか、気持ちがございますので」
野党側が辞職を求めていることについて丸山議員は「見当違いではないか」などと述べ、辞職はしない考えを示した。
一方で、自らが務めていた参議院の憲法審査会の幹事と委員については辞任した。