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テレビ会議活用…消費者庁、地方で試験業務

2016年3月15日 0:45
テレビ会議活用…消費者庁、地方で試験業務

 政府機関の地方移転をめぐり「消費者庁」の誘致を提案している徳島県で、長官や職員らが試験的に業務を始めた。

 徳島県の山あいの町、神山町。オフィスの入り口には「消費者庁」の看板。ここを拠点に板東久美子長官と職員、あわせて10人が試験業務を行い、テレビ会議システムなどを使って地方で業務を行った場合の課題を洗い出す。

 東京の河野太郎・消費者担当相とは、インターネットを通じてパソコンでやりとりした。

 河野担当相「どんな感じ?オフィスの執務環境は」
 消費者庁・板東久美子長官「県庁の知事と先ほどやりとりしたが、非常にスムーズに(できたと思う)」

 試験業務は今月17日まで行われ、今年8月には消費者庁を徳島に移転させるかどうか結論を出す方針。

 消費者庁・板東久美子長官「(消費者庁は)オープンではない情報も扱う。何ができるかできないか、全体で整理する必要がある」