首相らが世界経済で意見交換 きょうから
世界経済の情勢について安倍首相らが国内外の有識者と意見交換する会合が16日からスタートする。来年4月の消費税率引き上げの見送りにつながるかどうかが焦点。
会合は、伊勢志摩サミットが開かれる5月まで5回程度開かれる予定で、菅官房長官は「サミット議長国として、不透明な世界経済の状況をどのように分析しているのか示す必要がある」としている。
16日の第一回会合には、ノーベル経済学賞を受賞したアメリカの経済学者、ジョセフ・スティグリッツ氏が招かれる。スティグリッツ氏は、消費税の増税に慎重な姿勢とみられる。
また、安倍首相が2014年に消費税率の引き上げを先送りした際も有識者会合を開いていることからも、今回の会合が消費税率引き上げ見送りにつながるかどうかが焦点。